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籠を編むひと


この数ヶ月、籠を編むひとを探していた

花を置く「場」として、「器」として籠はとても味があるから
花関係の資材カタログを見ても、100円ショップでも籠はいくらでもある でも、そうじゃなくて
この地域のツルを使って丹精込めて編まれた味わい深い籠に出会いたかった


         籠を編むひとを知りませんか?


そんな問いかけをいろんな場で幾人ものひとにした
昔は、秋になったら山でツルを採って来て籠を編むというのは
この辺の生活の一部だったらしい 編めるひとはたくさんいた

「あそこんちのばあちゃんが編んで、ひとにも教えてたってだけど・・・ 
 はぁー死んだんじゃねぇろっか・・・」

そんな応えがいくつか帰ってきた

でも、でも、念願かなってきょう 知人の紹介で籠を編むひとに出会えた

ひと葉より少し年上のその方のお宅は籠が生活のなかにつつましやかに溶け込んでいた
スリッパ入れ、果物入れ、お菓子のお皿、マガジンラックなどなど・・・

そしてお花もとてもお好きだそうで
玄関でもリビングでも、花が素敵な場をもらって飾られていた



作品の籠を見せていただき、
そのひとつにコップに入れてあったマトリカリアと宿根スイートピーを入れたら
なんだか野の花のような風合いがして、可憐なかわいらしさが何倍にも増した

偉大なる籠の力・・・



骨董の箪笥や小抽斗、本箱の中には雑誌 ku:nelArneが並んでいた

Tse&Tse associeesの花器がつややかな薬棚の上で花を遊ばせていて
こんな間近に 現実離れしていると思っていたku:nelの世界が
ほんとうにあったことに驚いた

山のこと、野花のこと、雑貨のこと、話はつきなかったが
日を改めて籠の編み方を教えていただくことにして、きょうはおいとました



atelier ひと葉 web shop は、こちらから


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posted by | 18:43 | 魚沼散歩 | comments(2) | - |